ZEXL DATA |
■□■ ZEXLとは? ■□■ その基本的な構造は、単純に言えば『とんでもない超兵器を装備したとてつもなく強い巨大ロボット』なのだが、最大の特徴として『搭乗者自身の魔力や神聖力を動力源とし、更に特殊増幅機構によってその力を数十倍にパワーアップさせる』という点がある。つまり、ZEXLと戦う場合は、ただでさえムチャクチャ強い戦闘用ロボットを相手にするだけでなく、その全能力が数十倍にパワーアップした神族をも相手にしなければならないのだ。その総合戦闘力は脅威的であり、事実、悪魔族の対神族戦闘マニュアルには、『ZEXLを相手にした場合、搭乗者の神格に数十倍する戦力が無ければ退避せよ』との警告文が記載されている。 軍縮条約が施行されるまでに開発されたZEXLは、試作型である『タイプ00 ギャラクシア』から、最終型である『タイプ31 メタルブラック』までの全32種類(非採用機体も含む)。『高機動強襲型』『近接戦闘重視型』『遠距離戦闘重視型』『偵察専用型』『バランス型』『特殊兵装型』etc...様々なタイプの機体が存在し、更に『ウィング』と呼ばれるオプションパーツを組替える事によって、あらゆる局面に対応できる万能兵器となった。ZEXLが天界軍の主力兵器となり得たのも、この凡庸性の高さゆえだろう。 兵器としてはほぼ完璧な存在であるZEXLだが、唯一『量産が難しい』という欠点があり、総数1000京機程度しか製造されていない。そのため圧倒的な戦闘力を持つ存在であっても、ついに悪魔族との膠着戦局を打破するには至る事無く、西暦5千万年頃に執行された『軍縮条約』によって、全てのZEXLは永久凍結される事となった。 ……はっきり言って、これらの設定はストーリーに全然関係の無いどーでもいい物なのだが……筆者が設定マニアだという事で、読者は諦めてもらいたい。 |
ZEXLの中でも8番目に開発された機体。比較的初期に開発されたにもかかわらず、軍縮条約施行直前まで現役であり続けた名機である。その愛称通り、四肢が無く細長いシルエットの、美しい純白のデザインを持つ。 極めて強力な特殊増幅機構を内蔵している点が最大の特徴であり、そのため通常のZEXLの神格増幅率の平均は40〜50倍であるが、ホワイトスネイクのそれは、実に最大120倍もの数値を記録している。その増幅されたエネルギーは、そのまま機体の出力となり、他のZEXLを遥かに凌駕するパワーとスピードを発揮する事を可能とした。 だが、そのキャパシティーの大半を特殊増幅機構に費やしている為、装甲と武装をほとんど装備する事ができず、攻撃もウィングに頼るしかないという弱点があり、『超高機動力・スーパーパワー・紙の装甲・ウィングが無ければ何もできない』という、非常にアクの強いZEXLとなった。パイロットの神格、操縦技術がマトモに機体性能に結び付く機体であるため、高位神族やエースパイロットが好んで使用したという。 名前の元ネタは、もちろん某有名漫画。始めから『白蛇』のイメージがあったので、そのまんま流用してしまった。ZEXLのネーミングは、このように筆者の好きな物(主にシューティングゲーム)から取られる事が多い。
ZEXL−11 ロードブリティッシュ 『ZEXL−10 サラマンダ』の、簡易量産型として開発されたZEXL。 可変ウィングとエネルギー転換機構は装備しているが、その精度はあまり高くないため。中途半端な機体という印象が強い。 ただし、このZEXLのアラバスター級として開発されたある機体――通称『バイパー』は、伝説の名機としてZEXL史上に名を残している。
ZEXL−22 トライゴン 西暦2千年時の最新型ZEXL。パワー、スピード、装甲、あらゆるステータスが高いレベルでバランスが取れている、ZEXL史上に残る最高傑作機の1つ。重厚な漆黒の鎧武者といったデザインで、外見は悪役っぽい。 最大の特徴は『トリニティ・システム』という新開発技術を導入している点にあり、この機能を使えば最大2体までの『ドッペルゲンガー』を創造することができる。これにより、単純に戦力を3倍に増幅することが可能となった。 ドッペルゲンガーの精神感応を利用した『三位一体攻撃』は極めて強力であり、悪魔族の戦士からは『漆黒の邪神』と恐れられたという。 その性能の高さから、すぐさま天界軍の主力機として採用され、あらゆる戦場で大活躍した名機中の名機である。 ちなみに、ジェット○トリームアタックはやりません。 ZEXL−23 アーリア 龍族の戦士の遺体をクローニングして、機体の母体とした生体ZEXL。 ZEXLの中でも異色の機体であり、披験体の出所を廻って龍族との間に大きな確執を生んだ。 そのため性能は極めて高かったものの、ほとんど実戦に投入されずに破棄されたという、悲劇の名機である。
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〜〜 その他のZEXL 〜〜 ZEXL−00 ギャラクシア 世界初の『特殊増幅機構を搭載した人型機動兵器』。あらゆるZEXLの原型機である。 実戦の記録は無いが、その構造は極めてシンプルであり、あまり戦闘能力は高くないと予想される。 現在は、試作品の1機しか存在していないという。超貴重品。 ZEXL−01 キングバルーン 『ZEXL−00 ギャラクシア』を実戦投入させるためのデータ収集用に開発された、試験運用型ZEXL。 実戦導入はされなかったが、模擬戦やヴァーチャル戦闘などによって、ZEXLが実戦投入が十分可能な兵器であると証明した。 なぜか後にPSで復活(謎) ZEXL−02 ジェネシス 初めて実戦で使用されたZEXL。 そのスペックはZEXL戦闘の最盛期の機体とは比べ物にならないくらい低いものだが、勇猛果敢で知られる悪魔族の戦士に、初めて恐怖を感じさせた存在として、悪魔族の軍事記録には、深い傷痕として残っている。 この頃はまだZEXLの量産化はされておらず、ほとんど手作りの工芸品に近かったらしい。 ZEXL−03 テラクレスタ 機体構造と部品の規格化による、半量産化を目的としたZEXL。 成功すれば初の量産化ZEXLとしてデビューする筈であったが、『合体機能』などという余計なオプションを付けようとしたため、機体構造バランスが成り立たなくなり、残念ながら正式採用されなかった。 2号機は使えない(謎) ZEXL−04 ギャプラス 量産化に成功した初のZEXL。 この機体の登場から、ZEXLは戦略レベルで戦局に影響を与える兵器として認知された。 あまり強くは無いが、マニアには愛着のある機体らしい。いわばザ○みたいなものか。 ZEXL−05 トライシャーク 遠距離戦闘と集団戦を想定して開発されたZEXL。 特筆すべき点は無いが、癖が無く扱いやすいため、訓練機としても多く流用されている。 編隊機は脆い(謎) ZEXL−06 サイバリオン 特殊増幅機構を導入した、初の非人型ZEXL。 高い戦闘能力を持つと期待されたが、残念ながら開発研究所が悪魔族の奇襲攻撃によって破壊され、データごと存在が消滅してしまった。 しかし、特殊増幅機構のノウハウは後に『ZEXL−08 ホワイトスネイク』に受け継がれている。 ZEXL−07 マルチプライ 接近戦闘を重視して開発されたZEXL。スピードは無いが瞬間出力は高く、いわゆるパワー型の機体。 『X−ロッド』という、触手型の変幻自在の固定装備を持つ。 黄色が使いやすい(謎) ZEXL−08 ホワイトスネイク 詳細は別記 ZEXL−09 ダブルホーネット サポート的なAIシステムを導入した、軽戦闘ZEXL。 特殊AIにより、素人でもベテラン並みの操縦が可能で、主に幼年兵や経験不足のZEXLパイロットに使用された。 武装は貧弱だが、補って余りある操縦性を誇り、戦果はかなり優秀だったという。 赤ベルは難易度が急上昇する(謎) ZEXL−10 サラマンダ 特殊な可変ウィングとエネルギー転換機構を装備した、極めて特殊なZEXL。 状況に応じて『対空攻撃』『対地攻撃』『シールド』『ジェネレーター』etc…様々な形態に変形する特殊ウィングと、敵目標(主に悪魔族の戦士)のコア(魂)を吸収して、エネルギーにするという、恐るべき兵器を搭載している。 極めて高い戦闘能力を持つが、特殊装備のコストがかかり過ぎて(機体本体の約3倍)、残念ながら生産数は非常に少なかった。 ZEXL−11 ロードブリティッシュ 詳細は別記 ZEXL−12 フェリオス 『ZEXL−09 ダブルホーネット』のサポートAIを発展させた、高性能擬似神格AIを導入しようとしたZEXL。 成功すれば初めてZEXLに乗る者でもエースパイロット並の操縦が可能となる筈であったが、能擬似神格AIの性格と外見に問題があったらしく、逆にほとんどまともに操縦できない機体となったため、残念ながら正式採用はされなかった。 近親相姦な妹キャラだったらしい(謎) ZEXL−13 ジェミニウィング ウィングによる戦闘を重視して開発されたZEXL。 機体本体の性能は低いが、特殊な機体設計により、通常ZEXLの2倍の数のウィングを装備できる。 その効果は相当な物で、ウィングの重要性を軍全体に知らしめたという。 サイド攻撃が強い(謎) ZEXL−14 ゴモラ 無限エネルギー転換機構による巨大化という、よくわからない能力を持つ珍ZEXL。 全てのZEXLは機体の大きさを変える事ができるのだが、実際は敵よりも巨大化して、体格差を利用して戦ったりはしない。なぜなら敵も巨大化できるからである。 しかし、このZEXLは、放出したエネルギーを物質転換して機体の一部にする事により、敵の巨大化を遥かに上回る速度での巨大化を可能とした。 が、実際は敵より大きくなっても、被弾率が上がるだけで、あまり意味は無かったらしい。機体性能もあまり高くなかったので、プロパガンダや威嚇のために少数だけ開発されたという、イロモノZEXLである。 ZEXL−15 ベルサーズデモンホーク 凄まじい破壊力と高い防御力を併せ持った、重戦闘ZEXL。 目標の防御手段をほとんど無効化する『次元流動ウェーブ』と、それを応用した強力なバリアーシステムによって、非常に高い戦闘力を発揮した。 ただし、重ZEXL特有の機動力不足と、膨大な製造コストが欠点らしい。 ZEXL−18 ソニックウィング 圧倒的な攻撃能力を持つ……筈であった、未完成ZEXL。 パイロットの能力を極限にまで引き出す代わりに、その生命力、寿命を大きく減少させてしまうという、禁断の技術を導入していた。 しかし、当然ながら志願パイロットの少なさと世論の反発によって、試作機を開発した段階で非採用機体と認定されてしまった。 2以降はつまらない(謎) ZEXL−17 アルティメットタイガ 特殊なブラスターユニットを搭載した、遠距離戦用ZEXL。 1点集中型の『レッドモード』、前方拡散型の『ブルーモード』、全包囲拡散型の『イエローモード』の3種類に使い分けができる、特殊なブラスターキャノンを固定装備しており、凡庸性の高い遠距離攻撃を可能とした。 でも、イエローはほとんど使われない(謎) ZEXL−16 ラビオリプレス 開発段階で製造会社が倒産していまい、存在自体がお蔵入りとなってしまったという、ある意味最も悲惨なZEXL。 どうやらかなりの高性能な機体だったらしいが、今はかろうじて試作機が博物館に現存しているだけである。 この事件を機に、ZEXLの開発生産は半国営企業の独占状態となった。 この事件に関する黒い噂は、今も絶えないという。 ZEXL−19 アールナイン 防御能力を重視したZEXL。主に警備・護衛等に使用された。 『デルタビット』という、外部からのあらゆる干渉を防御する高性能シールドを装備している。 このシールドは遠隔操作も可能だが、思うように動いてくれないらしい(謎) ZEXL−20 プラスアルファ 機動力を極限まで追求して開発された、索敵、強襲用ZEXL。 武装や装甲は貧弱だが、それを補って余りある機動力を持ち、数多くの戦果を立てた。 ただし、機動力があり過ぎて、熟練のパイロットでなければまともに操縦できないという、思わぬ欠点もあったという。 ZEXL−21 デスクリムゾン 謎のテクノロジーを駆使して開発された、正体不明のZEXL。 スペック的には超高性能な機体であるが、なぜか『自動的に標準がずれる』『勝手にテレポート』『いきなり破壊される』『ムササビを撃つとダメージ(意味不明)』など、原因不明の事故が多発したという。本来ならば非採用となる筈なのに、どういう訳か正式採用され、少数ながら実戦配備もされた。 戦果はほとんど無かったが、カルト的な人気が高いZEXLである。 ZEXL−22 トライゴン 詳細は別記 ZEXL−23 アーリア 詳細は別記 ZEXL−24 ホワイトアルバム 『ZEXL−08 ホワイトスネイク』の別バージョンとして開発されたZEXL。 ホワイトスネイク機の弱点である、武装と装甲の貧弱さをカバーするように設計されている。 しかし、そのため特殊増幅機構の増幅率のダウンという結果を招き、中途半端な機体という感がある。 ZEXL−25 レイ 長期的な航行能力と機動力を併せ持った、重爆撃型ZEXL。広域ロックオンレーザーシステム『紫竜牙』を搭載している。 機動力を生かして一瞬で目標に接近し、ロックオンレーザーを叩きこんですぐさま離脱するという、一撃離脱戦法を得意とした。 残念ながら、装甲と対機動兵器用攻撃力の貧弱さから、ドッグファイトには向いていないため、主に要塞攻撃用に使用されている。 ZEXL−26 エースブレード 禁断のZEXLである『ZEXL−18 ソニックウィング』の開発スタッフが設計したZEXL。 この開発スタッフがZEXLの開発をするのには、世間の反発もあったが、この機体の性能が極めて優秀であったため、彼等の汚名返上には成功したという。 特筆すべき能力はないが、全ての能力が高いレベルでバランスが取れており、パイロットからの人気は高かった。 サムライソードは隣接して使おう(謎) ZEXL−27 サンダーフォース 『ZEXL−10 サラマンダ』の次世代発展型ZEXL。 エネルギー転換機構は削除されているのもの、更に改良された特殊可変ウィングにより、爆発的な戦闘力を発揮した。 生産性も高く、多くのパイロットに愛された名機である。 このノウハウは、そのまま『ZEXL−30 ゼクセクス』に受け継がれている。 ZEXL−28 ライデン 『ZEXL−17 アルティメットタイガ』の次世代発展型ZEXL。 更に改良された特殊なブラスターキャノンを装備し、全ZEXL中最高の攻撃力を誇る機体である。その圧倒的な攻撃性能は『弾幕』と称され、悪魔族の戦士を震えさせた。 ただし、攻撃力がありすぎて、味方をも破壊してしまうケースもあったという。 ZEXL−29 アーバントレイル 『ZEXL−20 プラスアルファ』の次世代発展型ZEXL。 全ZEXL中最高の機動力を誇り、その脅威的な強襲能力は、実戦配備されたしばらくの期間、攻撃された悪魔族の軍でも正体が判別されなかった程である。 だが、プラスアルファ以上に操縦が難しく、パイロット不足の為に残念ながら実戦配備数はかなり少なかったという。 弾を撃たないとボーナスが高いらしい(謎) ZEXL−30 ゼクセクス 今までのZEXL開発技術の総力をあげて開発された、超高性能ZEXL。 基本は『ZEXL−27 サンダーフォース』の改良機だが、エネルギー転換機構・改良型特殊可変ウィング・X−ロッド搭載新型デルタビット等、今まで開発された全ての技術が集結しており、規格外の凄まじい戦闘能力を発揮した。 残念ながら、実戦配備とほぼ同時に『軍縮条約』が制定され、戦闘の機会は皆無に近かったらしい。 中身は美少女(謎) ZEXL−31 メタルブラック 試作機のロールアウトと同時に、軍縮条約によって封印された、究極のZEXL。 厳密にはZEXLではなく、全く別の設計思想によって開発された超兵器である。自己進化型独立AIを搭載し、完全な自動操縦を可能とした。 試作機は2機製造されたが、その内の1機“ブラックフライ”は博物館に現存しているものの、片割れの“パンデモニウム”は、現在行方不明となっている。 噂では、たった2機で他の四大種族の軍隊を全滅させる事ができる程の力を持っており、魔界大帝と木龍大聖が軍縮条約を執行したのも、この超兵器を使用させない為だとか……しかし、開発者は全員謎の死を迎え、機体本体や資料を研究する事も軍縮条約によって禁止されているので、真実は全て闇の中に包まれている…… |
ZEXL専用のオプションパーツ。『攻撃用』『防御用』『出力補助』『機動用』『補給用』『特殊兵装』etc...様々な種類があり、この多種にわたるウィングを付け替える事によって、ZEXLはいかなる状況でも対応できる万能兵器となった。ちなみに、ウィングと言っても、必ずしも“翼”の形状をしている訳ではなく、普段は機体に収納されているか、周囲を漂っている。 何度でも使えるがエネルギーを機体から供給しなければならない『主翼』と、使い捨てだが強力な『副翼』の2種類が存在し、このウィングの最大搭載数がZEXLの“格”を示している。 |
アスピリン級 複数のパイロットによって操縦される、超大型ZEXL。主に移動要塞として使用される、いわゆるモビル○ーマー。生産数は極めて少ない。主翼16枚、副翼16枚。 アラバスター級 個人搭乗型としては最高級品。上級仕官やエースパイロットに配属される。極めて高性能な機体だが、高性能過ぎて一般兵には扱えないくらい操縦がピーキーでもある、使い手を選ぶタイプ。主翼8枚、副翼8枚。 パウダー級 一般的な規格品ZEXL。もっとも大量に生産されたタイプで、普通、ZEXLと言えばこのパウダー級を差す。主翼4枚、副翼4枚。 バージン級 戦時中の資源不足の際に、簡易的に量産されたタイプのZEXL。規格品としては認められず、あまり性能も良くない。使い捨て兵器としての感がある。主翼2枚、副翼2枚。 いわゆる、スターデストロイヤーの『インペリアル級』『ユニオン級』みたいな区分法。 |
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